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価格相場

一般的にEV(電気自動車)は高価だとされていますが、実際の予算感が気になる方も多いでしょう。ここでは新車と中古車に分けて、EVの価格相場を簡単にご紹介します。なお、実際の価格は車種やグレード、オプション等によって異なるため、あくまで参考としてお考えください。

新車の価格相場

EVの新車価格は、近年さまざまな車種の登場により、より多様化しています。大まかな価格帯としては以下の4つに分けられます。

  1. 300万円以下:軽EVや超小型EVが該当します。
  2. 400万~600万円前後:大衆向けの車種が多く、この価格帯が最も人気です。
  3. 600万~800万円前後:高級車クラスに相当します。
  4. 1000万円以上:超高級車の価格帯です。

特に400万~600万円台がボリュームゾーンであり、BYDやヒョンデといった海外メーカーの低価格EVや、テスラの価格最適化がこの層を支えています。

さらに、日本ではエコ推進のための補助金や税制優遇も充実しており、うまく利用すれば新車価格が100万円以上安くなることも。これらの制度も考慮して、予算を検討すると良いでしょう。

中古車の価格相場

EVの中古車価格は車種や型式によって大きく異なり、ポルシェ タイカンのような高級車では平均価格が約1450万円、ホンダ Honda eは340万円、三菱 i-MiEVは56万円、メルセデス・ベンツ EQCでは676万円程度と幅広い価格帯があります。

特に日産リーフの中古車相場は型式により異なり、たとえば以下の通りです。

  • 初代中期型(2012年発売、24kWh):60万円~
  • 初代後期型(2015年発売、30kWh):70万円~
  • 現行型(2017年発売、40kWh):170万円~
  • 現行e+(2019年発売、62kWh):280万円~

中古EVを選ぶ際は、バッテリーの劣化状況に注意が必要です。特に異常に安価なものは、バッテリー劣化による航続距離の低下が原因の可能性があるため、購入前に試乗し、満充電時の航続距離を確認することをおすすめします。

また、EVはガソリン車に比べ燃料代が安く、補助金や税制優遇も活用できるため、長期的なコストパフォーマンスの面でも魅力的です。

補助金

※補助金制度は毎年変更されるため、最新情報をご確認ください。また、補助金には地域や制度ごとに申請期限や条件が異なる場合があります。お住まいの自治体や関係機関の公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。

FAQ

日本におけるEV・PHEV保有台数はどのくらい?

日本におけるEV・PHEV保有台数は56万台です。(2023年3月現在)

※電動車=EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド)、 HV(ハイブリッド)

参考資料

電気自動車等保有・販売台数統計

電気自動車等の普及に向けた道路環境整備

充電インフラ整備促進に関する検討会 事務局資料

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